続いて頂いている質問にお答えします。



自分も起業したくて、仕方ありません。本を読ませていただいたのですが本当に感動し
ました。自分は二人の子持ちで、既婚です。何とか、妻にいい思いをさせてあげたいん
です。いつも他の奥さんたちと比べてしまい、うちの妻はいつも時代遅れの服を着て、
地味な格好をしています。
 もうすぐ自分は27歳の誕生日を迎えようとしています。子供も5歳になり、何か、
世の中を、もっと自由に、住みやすいものにしていきたいんです。自分は、飲食店の店
長を任されているのですが、このまま終わりたくない。何とかして、何かをしでかした
いんです。『勉強させてもらう』、ということで給料は少ないので自分の生活が裕福で
ないのはいいのですが、起業に向けての準備が資金面的にも、自分の力量的にも今一歩
なんです。何か、一歩だけでいいので前に進めるアドバイスをいただければ、幸いに思
います。
 最高の目標である、藤田社長へ。



こういう質問をもらうと、安易に起業を勧めることに、正直言って
戸惑いを感じます。


起業はもちろん良いことばかりではなく、成功する確率も低く、

誰もが起業家の素養があって向いている訳ではありません。


失敗すればそれこそ悲惨な現実が待ち受けています。



奥さんをすごく大切にしていて、幸せにしてあげなければならない

子供がふたりもいる。

起業した後は、家族だけでなく従業員や株主、取引先など

たくさんの責任を負います。




それでもやるかどうかは、最後は自分の腹が括れるかどうかだと

思います。