堀江さんの本を読みました。

徹底抗戦/堀江貴文

「いま本書いてるんですよ」

と本人から何度も聞いていて、
(ずいぶん力入れて書いてるなぁ)

と感じていたのですが、さすがに仕事をしてない
莫大な時間を使っただけあって、力作でした。


ライブドア事件の全容や背景は、私のように
同じような時期同じような立場にいないと解り難いです。

でもこの本を読むと、
(この人、どうして逮捕されて有罪判決なんだろう?)
という感想をもつ人が多いと思います。

堀江さん本人があまりに正直で率直で、
犯罪を起こしそうなタイプには見えないからです。
それはブログ からも伝わってきますが、
本人に直接会っても少なくともそれはその通りです。


でも、暴露本みたいな文章が(たくさん)あったり、
相変わらず不遜なことを回想してみたり(SONYと合併とか)、
そもそもストロングスタイルなので、
同情を買うというより、
反感をもつ人もいるんだろうなぁ
とも感じました。
本人もわかっているんだと思いますが。


あと、司法の世界に無茶苦茶詳しくなってて、
裁判の準備を通じてだと思いますが、
ひとつの分野に集中した時の
矛盾や本質を見抜く能力は、
ネットビジネスの時と同様、
すごいと思いました。

いずれにしても、かなり面白い本でした。