「麻雀をするとその人の性格が出る」とよく言われますが、
それは本当にその通りだと思います。
相手を客観的にみてもそう感じますが、自分の性格を
隠そうとも、のめり込めばのめり込むほど、
特に性格の嫌なところ、(狡さや優柔不断や愚痴など)
は隠しとおすことはできないです。
私は大学生のころ、ほんの一時ですが桜井章一さんが
主催する「雀鬼会」に所属したことがあります。
19歳で、初めて桜井会長に会ったとき、
蛇に睨まれた蛙のように緊張して何も喋れませんでした。
有名人に会ったとかではなく、その頃夢もなく、自信もなく、
親のすねをかじって中身からっぽなのに、
虚勢を張っている自分が全部見透かされているような
感覚がしたからです。
そんな桜井会長の新著「人を見抜く技術」。
人を見抜く技術──20年間無敗、伝説の雀鬼の「人間観察力」 (講談社プラスアルファ新書)/桜井 章一
人が人を観察するとき、みな自分のモノサシで
他人を図ろうとするけれど、モノサシは必要ない。
「本能に近いもの」で相手を捉えることが重要
と書いてある。
私もビジネスの取引相手、採用する人材、
結局最後は言葉では説明しにくい
直感にみたいなもので判断してますが、
だまされた経験もほとんどないし、
良い人材を見抜くのも得意だと思います。
それは19歳のころに「雀鬼会」で桜井会長に
教えて頂いたことがどこかで影響しているのかな。
と思いました。