連休中に「1Q84」を読みました。
ハワイ渡航中に飛行機やホテルで前編を。

日本に帰ってから、自宅で後編を一気に読みました。

全部で1000ページくらい。

私も子供のころは本ばかり読んでいたのですが、

最近はすっかり読書量が落ちました。

原因は他に気になるメディアが身の回りに増えたから
だと思ってます。

旅行中は本を読むチャンスですが、
日々暮らしている私の自宅は誘惑に満ちています。

パソコン、携帯サイト、iphone、PS3、wii、テレビ、雑誌、

新聞も隅々まで読みたいし、スカパーのサッカー、

読んでないマンガ、観てないDVD・・

携帯やiphoneをいじりながら見れるテレビや

音楽を聴きながらのインターネットと違って、
書籍はある程度集中力が必要になります。
また移動は車が増えたので、活字は車酔いがあります。
そのあたりが自分の読書量が落ちている理由かも知れません。

それでも、1Q84は先が気になって最後までどんどん読みました。
いつもは邪魔する他のメディアに目もくれず。
さすがに面白かったです。

通常は自分の惰性や欲望に素直に従えば、
私の無意識下での優先順位は、

1インターネット、2新聞、3マンガ、4テレビ(サッカー)、5雑誌の順でしょうか。
あるいはゲームにはまっている時はゲームが上位に来ます。

今では職業柄も、このような多くのメディアに溢れた環境に

おかれた人がどのような接触態度に変わっていくのか、

自分自信でも確かめる必要があります。

本当は書籍に集中できる環境をつくったほうが良い気もしますが。

それにしても、

写真も映像も3Dも何も使わず
文章力だけで読者をぐいぐい惹きつけ、

(私の)媒体の優先順位をひっくり返した作品に、

久しぶりに出会えました。