女性ラッパーRUMIの新譜「Hell me NATION」が

素晴らしくて、最近よく聴いてます。
3曲目に収録されている「A.K.Y」という曲は、
トラックのチョイスが最高なのですが、歌詞が面白い。

A.K.Y(あえて 空気 読みません)


企業社会においては空気が読める能力はとても重要です。

会社組織は、チームプレーによって成り立っているので、
相手の立場に立って考え、互いの配慮が必要なのは当然で、
企業間取引は、相手の会社の置かれている環境、文化、価値観を
理解しなければ軋轢を生み出し、
社会、株主、顧客、従業員といった様々な利害関係者に対しても、
もちろん、それぞれの立場を踏まえた配慮が必要です。

空気を読めてバランスをとれることは、イコール、ビジネスマンとしての
頭の良さだと感じることすらあります。

しかし、K.Yというような言葉ができた時代背景の反動なのか、
空気を読みすぎて、
自分の考えを主張できない
人に合わせ過ぎて何も言ってないも同じとなり存在感がない
皆と違う考えを持つ人は受け入れられず、潰してしまう。

というように会社社会でも、空気を読みすぎて、
空気しか読めなくなっている人が 増加してる傾向がある気がします。


空気が読めることが仕事ができる人の条件だとしたら、
読めるけれども、その上で、

あえて空気を読まない(A.K.Y )

というような人はビジネスマンとしても最強だな、と、
この曲を聴きながら思いました。音楽ちゅん(中)毒