朝青龍の一宮マネージャーブログ を見ていて、


引退を表明して大きく変わった事は


横綱の顔が凄く穏やかになりました


今までどんだけの物を背負って相撲を取っていたのか


感じさせるくらい穏やかに。



という文を読んで、ふと昔から親しくしてる経営者のことを
思い出しました。


当社とちょうど同じくらいの時期に創業し、

ネットバブルとその崩壊を乗り越えて、株式上場。


その後会社を売却し、40歳半ばで引退生活を送っています。

ネット業界で一時は流行った言葉「エグジット」のケースです。


社長当時は、温厚でやさしい性格の人なのに、
普段から険しい顔をして眉間に皺がよってました。

ところが、引退してから眉間の皺がすっかりなくなったのです。


私も何かの重圧に耐えているとき顔面神経痛みたいな

感覚を自覚することがあります。

今日、会社の広報用写真の撮影中に、笑顔が引きつって

会社で心底油断した笑顔をするのは難しいなと思いました。


「引き際」にはいろんな形があり、本当に難しいですが、
終わった後に穏やかな顔になるようなら

本人にとって幸せなことなのかも知れません。