「地震のときはどこに居たんですか?」
という質問を最近よく受けるのですが、
私は幻冬舎の社長室で、見城社長と私の
近々出る共著の打ち合わせをしていました。
タイトル「憂鬱じゃなければ仕事じゃない」(仮)
昨年末から、1冊の本にこれほどまでかと
驚くほど何度も何度も時間を割いて、
見城社長とこの本の打ち合わせを重ねてきました。
その間、幻冬舎はMBOの対応に追われていたし、
私も時間に余裕があった訳ではなかったですが、
この本の製作を通じて大切なことを学びました。
多くの感銘を受けた話や気づきは、自分の
今後の人生に確実に影響を与えると思います。
まだ原稿は完成していませんが、期待してもらって
良い出来になるのではないでしょうか。
ちなみに、ここで地震が起きた時が、
まさに最後のラスト仕上げの部分を
見城社長が熱く解説していたところでした。
大きな揺れで一旦は話が途切れ、
揺れが収まると再開し、
大きな揺れでまた止まり、また再開し、
あまりに長いので1階まで降りると
幻冬舎の皆さんが外に避難していて、
私はさすがに色んなことが頭を過ぎり、
うわの空になりましたが、
見城社長は外で録音機を回しながら、
さらに話を続行していました。
一冊の本に賭ける執念を垣間見た気がします。
最後がそんな思い出の本になりました。
発売は講談社から、GW前後の予定です。