今朝、「憂鬱でなければ仕事じゃない」の

編集の方から電話があり、また増刷が

決まったようです。

これで18万部までいきました。

ビジネス書としては結構なベストセラーです。

読んで頂いた皆様、ありがとうございます。

この本の中で私が好きな言葉、
「打率3割3分3厘の仕事哲学」
という項がありますが、最近それが

頭をよぎる出来事が身近でありました。

この言葉も見城社長のものですが、

プロ野球でも3回に1回ヒットが打て
れば首位打者になれる。
ところがたまに5打数5安打を打つ

日がある。するとバッターは次の日も

また次の日も打てると考え、悪球でも

打ちにいき、やがて自分のフォームを

崩していく。
5打数5安打を異常と捉えなければ、

泥沼にはまるという話です。

麻雀は4人でやっていれば

毎回あがれる確率は4分の1なのに、

たまたま勝ち続けることがある。すると
(自分だけは特別だ)と調子に乗り、
たまたま負け続ければ、今度は
(自分は運が悪い)と自暴自棄になる。
そんな人が麻雀の弱い人です。
確率4分の1を忘れているのです。
ギャンブルで身を滅ぼす人はこの

パターンが多いのではないでしょうか。

ビジネスにおいても、現実は負ける

確率のほうが高く、勝ち続けるなんて
ことは本来ありえません。
ベンチャー社長で羽振りが良かった

のに凋落する人も、一時の成功に

よって確率を忘れている人が多い

ように思います。

勝ったときほど冷静になり、

「成功とは異常なことなのだ」と、

慢心しないことが成功の持続のコツ

だと見城社長が書いてます。