銀行強盗仲間のように

今週の月曜日に宮崎でＡｍｅｂａの

ＧＭ合宿を行いました。

ＧＭ合宿としては過去最も成果の

大きかった合宿だと思います。
目標を達成するための議論に
集中させて、皆で知恵を絞り、

必要なことを幾つも決断しました。

会議の最初に私から、

皆が苦労して作成してくれた
分厚い資料を敢えて閉じて、

「我々が銀行強盗を企んでいる仲間だ

として、捕まったら何もかも終わり。
絶対に成功する方法を考えよう」

そんな風に議論しようという話をしました。

なぜそんな話をしたかというと、

もっと原始的に考えるべきと
感じたからです。
銀行強盗を例に出したのは不謹慎

ですが、目標（強盗）が決まっていて、
後は絶対に成功する方法を

仲間と考え抜く状況が、我々に
似ています。
本当に洒落にならない状況では
利害関係者たちの論点がずれること
はありません。

会社の戦略を考えるとき、

立派な資料を前にすると、
肝心なことに対して思考が止まって
しまうことがあります。
何かを解決したり、

仕事をしたと錯覚してしまうからです。

企業戦略というと不思議なほど

皆が難しく考えがちで、

本来の頭の良さを使えてない人が

多いと私は思ってます。

シンプルに、
（どうやったら勝てるのか）
（どうやったら儲かるのか）
といったことを議論し、考え抜いて、

自分たちの言葉で話してみて、

仲間がなるほどと感じられれば

後はリスクと見落としを洗い出して

いけばそんなに難しくありません。

資料は後でよく事情を知らないひとに

作戦を説明する際に用いれば十分だと思います。

今週、すでに決めたことを動き出して

いますが、これから待ち受ける、

戦略を社内に浸透させ実行していく

つらく長い仕事は経営者の役割です。
抜かりなくやりたいと思います。

※写真は朝６時半から仕事前サーフィン
したときの写真です。

宮崎の海は最高でした。