久しぶりにHipHopの話です。
私が日本のHipHopの話をすると、かなり
詳しくて驚かれることが多いのですが、
実際、夢中になって日々聴き漁ってます。
でも、私のブログ読者には同じ趣味の方
はまだ少ないので遠慮しているのですが、
それでも1年前くらいにtwitterで紹介した
「奮エテ眠レ」という曲の反響は
大きかったです。
私が好きなラッパーにZONE THE DARKNESS
という若手がいるのですが、彼の曲です。
先週末観に行った若き血ツアーファイナルでも
素晴らしいステージを見せてくれました。
「若き血」にはほかにも素晴らしい若手が
日本各地から何人も参加しています。
彼らの姿勢はまっすぐで素晴らしいです。
恐らく彼らが描く夢と現実は違い、
ZONE THE DARKNESSのような名前が
売れているアーティストでさえ、
音楽だけで生計を立てるのは困難です。
会場のステージの大きさや客の多さも、
もしかしたら惨めに感じる日や
手を抜きたくなる時もあるかもしれません。
ライムスターのK.U.F.U.という曲の中に、
「一語一句に手間ひまかける、小さなステージに全てをかける」
という歌詞があるのですが、そんな
厳しい現実から逃げずにひとつづつ
こなしていく姿勢の延長にしか、
ZEEBRAやAK-69のような、セールス的
にも成功する世界は無いのだと思います。
「奮エテ眠レ」の歌詞の一節、
「誰も皆口を揃え一握りだと言いやがる、
いいやまず一人きりだとしても俺はやる」
孤独と現実の厳しさと向き合う覚悟、
大志を抱くなら最低限これが必要だと思います。
時折出会う若い起業家の中にも、
大きなことを言う割には、
その最低限の覚悟ができていない人が
いて辟易することがあります。
「賭けるものがないんです。人生でいいですか?」
と言っているこの曲、ぜひお聴きください。
大志を抱くなら最低限これが必要だと思います。
時折出会う若い起業家の中にも、
大きなことを言う割には、
その最低限の覚悟ができていない人が
いて辟易することがあります。
「賭けるものがないんです。人生でいいですか?」
と言っているこの曲、ぜひお聴きください。