週末本を読んでいて、ふと気になって

「社員の稼働率を可視化する方法は

無いかな」と考えていました。

当社のような人材が資本の会社では、

工場や設備の稼働率を把握するのと

同様に、意識していなければならない

数値だと思います。

しかし、全員の稼働率をできるだけ

高めたいということが真意ではありません。

稼働率は高すぎても低すぎてもダメです。
自分の能力や時間以上に仕事を抱え
すぎている人はパフォーマンスが
落ちます。でもそれ以上に今私が

気がかりなのは、マネジメントが
暇な人を出していないかです

当社は目立つ人に仕事が偏り易く、
本人のキャパ以上に抱えている人には

気を配っていますが、逆に暇になってる

人を見落としがちだからです。

暇があったり、能力を持て余していると、

集中力が切れてミスや見落としが

増えます。それでパフォーマンスが更に

下がるという悪循環に入り易いです。
普段暇そうにしている人に、
(暇なんだからそのくらいやってよ)

と他人はそう思っても、急に良い仕事を

するのはとても難しいのです。
折角の成果を挙げるチャンスも逃して

しまいます。
人材のパフォーマンスを最大限に引き出す

という意味においても会社側のロスになります。

私の人生にも暇を持て余していた時期が

ありますが、その頃が一番精神面も

時間の管理も難しかったです。
将来への不安を紛らすために、誰かと

無駄なお喋りを延々続けていたり、

愚痴が増えたりしていました。

忙し過ぎても暇すぎてもダメで、

難しいのですが、体調管理と同様、
自分の稼働率は本人が常に意識して
おくべき数値だと思います。

とはいえマネジメントが暇な人を
出さない人員配置をリアルタイムで運用
すべきなのですが、全体が徹底できる
ような良いアイデアが今は浮かばないので、
とりあえず備忘録です。

ちょうど今週役員合宿があるので議題に入れておきます。