先週末に開催した役員合宿は、わざわざ
沖縄まで行って会議した甲斐あって、
当社の成長を更に加速させそうなものや、

先送りしていた問題を解決するアイデアが
数多く生まれました。

役員合宿もそうなのですが、最近は
脳がへとへとになるような仕事ばかり

予定に詰め込んでいて、アイデアが

出ないブレスト会議の夢を見て、夜中に
目が覚めてそのまま寝れないこともあります。

そのような機会を作って自分を追い込み

アイデアをだし、決断をすることは、

肉体労働を伴ってないにも関わらず

かなりハードで疲れる仕事なのですが、

振り返ってみると、

役員合宿、あした会議、じぎょつく、

ポイントすすむくん、シャークアイシステム

など、過去に重要な成果を挙げてきたのは
締切を設けて自らを追い込んだ仕組みです。

昨日読んだ漫画「ブラックジャック創作秘話」
の中で、

「忙しくても仕事を断るな」
と言う手塚治虫先生が、

「今でもギリギリなのに・・」
と連載本数を増やすのを心配するスタッフに対し、

「1本でも10本でも同じ!!

いつでも僕は締切ギリギリなんです!!」


と自信満々で答えるシーンがある

のですが、自分の頭の中にある

アイデアを引き出す仕事はそのような

ものなのではないかと思います。

自分の中でもアイデアはいつか枯渇する
かもと思ってましたが、実際には

追い込まれれば追い込まれるほど
新しいものが出てくるし、数をこなせば
こなすほど
訓練され洗練されていくもの
だと実感しています。

脳が追い込まれた状態で接するものは

ネットも本もテレビも人も、全てがヒントに
満ちています。
それは普段の状態なら見過ごしてしまう
ものでもアイデアの助けになってくれます。

当社で言えば、仕事中に個人のSNSや
ゲームをやっていても構いませんが、
アイデアを出そうという状態で接しているのと

ただ惰性でやっているのでは得られる成果が

全く違ってきます。


漫画やテレビドラマなどと比較すると、

締切プレッシャーの弱いネットメディア
の運営において、
頭脳労働で成果を挙げるコツは、
自らプレッシャーのかかる締め切りを
設定して追い込むことではないでしょうか。

事業のアイデアを考える前に、まずは
「締切を設けて自らを追い込む仕組み」

のアイデアだしをやってみると良いと思います。