最近、自分のスケジュールを見直し、

95%以上をエンジニアと会って

打ち合わせする時間に変えました

毎日定例mtgでぎっしり埋まっている

スケジュールの中でエンジニアが
いないのは役員会ともう一つだけです。
役員の中で現在、技術部門を担当して

いるのは私です。

当社の技術部門はフラットで自由な

組織であることを良さとしてきました。

しかし、新しく立ち上げている部署や
小規模の部署はそれでも良いのですが、

サービスの規模が大きくなり、

人数が急激に増えてきたAmebaの

ような部署では、ミドルマネジメントが
非常に少ない
ことで様々な問題が生じる
ようになってきました。

「技術のサイバーエージェント」を合言葉

に取り組んでいるのに、

当社のメインストリームである技術者に、

会社の方向性を伝えて擦り合わせ、

何を期待しているかを伝え、

きちんと評価する

そんなマネジメントの根幹に関わる
部分が手薄になっていたからです。

今回、体制をいくつか変えて、

今後の技術部門の組織戦略については、

いまも練り直している真っ最中です。

しかし、ひとつだけ最初に決めたのは、
会社の社長であり、

Amebaの総合プロデューサーでもある

私が、誰かに任せる訳ではなく、

もう1歩踏み込むことにしました。

「迷ったら前に出ろ」という見城さんの

言葉は強烈に頭に残っていますが、

組織が難しい局面を迎えたら、

リーダーは逃げてはいけない

思います。

何より顔を見せることが大切です。

いろいろ悩ましい面もあるのですが、

官僚的な組織とフラットな組織は

それぞれに良さと悪さがありますが、

組織は生き物なので、そのフェーズ

に合わせて素早く柔軟に変化させて
いくことが大事だと思ってます。

サイバーエージェントの良さを

活かしつつ、この機会に更に強い

技術部門を創っていくつもりです。