札幌で行われているIVS で、司会に
初挑戦してきました。

こちらのセッション↓
渋谷ではたらく社長のアメブロ
スピーカーが、右からDeNA守安社長、

MODIVA孫社長、リクルート峰岸社長、

GMO熊谷社長。

私も最初はスピーカー側でお誘い頂いた

のですが、正直ちょっと飽きていたという

のもあり、一度司会側をやってみたいと
希望したら実現しました。

慣れない司会ではありますが、自由に
やらせていただきます。ということで、

不安そうなスピーカーの皆さまを後目に

事前の打ち合わせもなく、

モデレーターという立場を利用し、

個人的の聞きたいことを遠慮なく
聞かせて頂きました。
そのほとんどは私自身も日々の経営
で直面している難しい問題です。

・大企業になった今、どうやって社内の
ベンチャー精神を維持するつもりか?

・収益の高い事業群に経営資源を
集中させている時期、将来投資である

新規事業などは社内でどう位置づけるか?

・仕事の価値観の異なるレイヤーの

事業をグループ内で抱えた時の

統治方法は?

・コングロマリット経営のメリットと、

単一集中事業の爆発力の折り合いを
どこでつけるか。


・ネットビジネスの海外展開において、

現地支社はどう位置づけているのか。


・エグジット先の見えない日本で、

どうやってシリコンバレーのような

ベンチャー投資を成立させるのか。

などなど、無理、矛盾と日々現場で
向き合って、悩み、葛藤している
経営者らしい、リアルな回答を頂きました。

印象的だったのは、孫社長の、

「日本のサッカー界も、昔は今
みたいに海外で活躍できる選手が
出てくるなんて想像すらできなかった」

という言葉。

現状の社会や業界や会社の現状だけ

を見て、ダメだと決めつけるのは
外野の仕事です。

今回は司会ということで、第三者

ぶって質問してみましたが、

ネット業界で日々戦っている我々は
「必ず変えられる」と信じることが、
何より大事だと思います。