早いもので、今週いっぱいで
今期が終わり、週明けの火曜には
社員総会です。

半年前に発表したこの下半期の
スローガンは、

「勝負所、正念場、天王山」

(この3つの中からお好きなもの
使ってください)

というものでした。

足元はまさに勝負どころを迎えてます。

2012年現在、スマートフォンの普及
はどんどん進行していますが、

誰の目から見てもインターネット市場

大きな転換点をもたらすのは

明らかです。
スマホの市場が新たに形成され、

拡大が見込まれる一方、
往来のガラケー市場、往来型の
サービス
が縮小していくのです。

このような変革期にあって、
業界の企業の
対応の仕方は3つに
大別されると
思います。





1.保守派
現状の売上利益の維持している

だけで何もしない

2.バランス派

現状の売上利益を守りつつ、

新しい分野にも着手する。

3.革新派

根本から変えるつもりで新しい

市場に挑戦する。


今回のサイバーエージェントの
スタンスは、
明らかに3です。


この1~2年、全社的な経営資源を

極端なほどスマートフォンに
集中させてきました。

私自身も意図的にバランスを崩し、

既存事業や経営業が疎かになる
ほど
スマホで新たに良いサービスを
産み出す
ところに時間を集中
させてきました。


今現在はずっと開発してきた
サービスの
リリースが相次いで
いる真っ只中ですが、

リリース後も息付く間もなく
打開策と
改善策を繰り返し

投下し続けています。

しかも、リリースした新規サービス
はまだ3分の1程度で、残り

これからリリースを控えてます。
そして、更に新規事業の
プロジェクト
を休む間もなく
幾つも立ち上げています。


スマホの市場は、全く新しい市場

であり、どの会社も用意ドン
横並びスタートだと私は思ってます。

だからこそ勝負どころであり、
この大勝負に勝てば、当社は
リーディングカンパニーとして

過去とは比較にならない規模の成長
を遂げる
ことができるでしょう。

しかし、負ければ逆にジリ貧です。



どちらにしても上記1のスタンス

ならば、時間の経過とともに

いずれジリ貧に陥ります。

また、上記2のような中途半端な
投資の仕方では、滅多にないこの

チャンスに大きな成果を得られる
ことはできず、なんとか転換期を

乗り切って、良くて現状維持でしょう。

思い切った投資を仕掛けているのは

もちろん私なりの経験を踏まえた

勝算があってのことですが、
この勝負どころ、絶対に負ける訳
にはいきません。

来週から始まる新しい期も引き続き
気合入れていきます。