楽しみにしていたクレディセゾン林野社長の
新著、とても解りやすく勉強になりました。
ものづくりが中心だった高度成長期の時代
→IQの高い人が活躍した。
経済が安定成長期に入ってからの時代
→EQの高い人が活躍した。
市場が縮小し変化するこれからの時代
→今後はBQの高い人が求められる。
IQが頭の良さで、EQが人柄の良さ
だとすると、それだけでは生き残れない
時代になったという意味です。
「BQ」では感性がとりわけ大事で、
感性が愚鈍なら淘汰され、
感性が優れていれば生き残るのが
今後のビジネスのスタンダードだとされてます。
我々の社内でも、
頭が良くて、よく勉強する人が不思議なほど
結果が出せなかったりします。
それに対して「まじめすぎる」などと評価
されたりしますが、もちろんまじめなのは
良いことです。しかし、まじめなだけでは
結果が出せない時代なのだと思います。
私自身も日常的に、
「凡庸すぎる」とか「頭に残らない」とか
いう理由で社員が持ってくる企画や
ネーミングを突き返してますが、結局
普通の仕事では埋没してしまうからです。
今の時代のビジネスマンは変化や違いを
感じ取る感性を磨くべきだと思います。
感性を磨くヒントは本書の中で随所に
書かれていますが、
「どこに遊びに行っても、
楽しかった思い出とともに、
ビジネスのタネを持ち帰ってくる人」
が見込みあるそうです。
巻末で私の対談も収録されています。
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