本日3月18日はサイバーエージェントの

創立記念日です。
今日で15年が経ちました。

3月18日が318(サイバーの日)というのは、

単に4月1日にむけて設立の準備をしていた

最中、法務局に受理された日というだけで

全くの偶然ですが、回数を重ねるうちに

これも何かの縁かも知れないと思うように

なりました。

何周年とかを目標にしている訳ではないので、
今年も特別なお祝いなどはしませんが、
個人的に、起業家として15周年を迎えて

骨身に沁みて感じるのは、長く続けることの
意外なほどの難しさです。
それはかつての起業家の仲間の多くが

表舞台から姿を消したことからも痛感します。

私自身も、5年前、10周年を迎えたときは、
Amebaの立ち上げに自分の進退をかけて
いた真っ只中でした。
あの時点では私が社長を退任する可能性
は十分にありました。

そのことをメインテーマに書いた本が、

今度発売する「起業家」です。

プロローグは起業家10周年のときに書いた
ブログ
から始まり、2000年から2010年
くらいまでの起業家人生で、自分の目で
みてきたものを余すことなく書ききったと
思っています。

編集者以外で唯一もう原稿に目を通した

幻冬舎の見城社長からは、
「面白くて一気に読んだ。貴重な歴史的
証言で、なおかつ青春小説になっている
のが凄い」
と褒めて頂きました。

もちろん代筆など使わず全部私が自分で
書いたリアルなノンフィクションですが、
経営者の本では他に見たことないもの

にはなったと思います。

本当は15周年を迎える今日に合わせて

発売したかったのですが、もう20日後

くらいに出るのは間違いありません。
15周年で社員の皆さんに伝えたかった
ことはこの本の中で書けたと思います。

会社経営はまだこれからも長く続く道のり

の途中ですが、まだ記憶が鮮明なうちに
起業家としての人生を刻み込むことが

できてよかったです。




渋谷ではたらく社長のアメブロ