SAP事業部で壁に張り出されているという、

日高のコラムを入手しました。

渋谷ではたらく社長のアメブロ

この中で日高が言っている、

「自分の部署について誰よりもよく考えて
いる人が当事者で、私や他の誰かのほうが

その部署に当事者意識を持っているようでは

任せられません」

という言葉。

ちょうど現在発売中の日経アソシエの連載

で、同じような趣旨のことを書きました。

私が書いたのは、社内で提案される
企画を没にするケースについて
です。

私はここ数年、Amebaでネットサービス
の企画選考をそれこそ寝ても覚めても

やっています。

誰よりも私がAmebaに本気だから

薄っぺらい企画や当事者意識がない

場合はすぐに見抜いてしまいます。

もちろん私自身が必死に少しでも
可能性のある企画を探しているので、
惜しいものは一緒に代替案を考え、
なんとかならないか模索しています。

私としても、できれば本人が良いと
思っている企画を通して、やる気を
もって仕事に取り組んでもらいたい
という気持ちは強いです。

しかし、希望的観測で、中途半端な

企画を通すと、プロジェクトに関わった

全ての人が悲惨な運命を辿ることに

なることも経験上知っています。

それでも任せられるかなと思うのは、
私よりもその事業に当事者意識を

持っていると感じられたときです。

「やってみないと分からない」
という、ある意味無責任な企画を没に
すると、

「社長の意図を汲まないと通らない」

とか

「これでは革新的なものは生まれない」
とか

捨て台詞を言われて、お互いに無駄な
疲労感を感じることもありますが、

結局、当事者意識が感じられない人に

任せて、革新的なサービスが生まれる
はずもありません。

「当事者意識」とは言葉にすると
簡単そうですが、実際にはすぐに
身につく訳ではないと思います。

日高のコラムによると、当事者意識
いくつかの段階を経て身に付く
そうです。

最初は夢見がちな状態

怖くなって現実すぎる状態

その中間

考えぬいて自分の言葉、責任感

少し開き直った状態←ココ



ココではじめて当事者意識が芽生える、

日高の当事者意識論。