渋谷ではたらく社長のアメブロ

先日の新経済サミットでフリービット石田社長が、

「世界で最初のクレイジーにはなれなくても、

最初のフォローワーにはなれるはず」

という言葉とともに紹介していたTEDの講演、
「社会運動はどうやって起こすか」。

こちらです↓

TEDのサイト(字幕付き)

YouTube



衝撃的な映像です。

大勢の人がいる気持ち良さそうな草原で、

皆がくつろいでいるところに、一人、
狂ったように裸で踊り始める人がいます。

それを見ていた別の一人が、

その踊りの輪に加わり、

最初のフォローワーとなります。

そのあと二人めのフォローワーが加わり、

そしてすぐ3人となり、

そのまま勢いがついて、

傍観していた人がどんどん踊りに参加し、

大多数が踊りに加わってしまいます。
そうなるともう、踊ってない人が逆に目立つ
という状況に変わってしまったのです。

この動画の中で講演者が伝えているのは、

最初のフォローワーの存在が、
一人のバカをリーダーに変える

ということでした。

そして、リーダーシップは過大評価されて

いると前置きした上で、

確かに最初に踊り始めたのは裸の男だけど、

バカをリーダーに変えたのは、

最初のフォロワーであり、

本当に何かを起こそうと思うなら、

ついていく勇気をもち、他の人たちにも

その方法を示すことだと言っています。


先日出版した私の「起業家」の中でも、
Amebaの幹部を全員更迭し、新しい幹部を
揃える場面が出てきます。
そこが転機になったのは確かなのですが、

大事なのは更迭したことではなく、

新しく招集した幹部のメンバーである、

小池、長瀬、藤井が一人で熱狂している
バカだった私をリーダーに変えてくれた
ことだったと思います。

また、本の中ではうまく登場させられ
なかったのですが、同時期に幹部に
昇格した武石君(現・ワンオブゼム社長)
にも御礼を言いたいと思います。

などと書いていたら、創業時から

裸で踊っているようなバカだった私を

リーダーに変えてくれた日高や、

その後のCA8のメンバーにも御礼を

言いたくなってきました。

いつもありがとうございます。

何かを起こすには、勇気ある最初の
フォロワーが如何に大切かという話でした。