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書籍ランキングで最近いつも上位にいる

「伝え方が9割」という本を読んでみました。

実は、元々伝えることが苦手だった

というプロのコピーライターの著者が、

伝える技術を分かりやすく教えてくれます。

例えば、

「デートしてください」

と、

「驚くほど旨いパスタの店があるのだけど、

行かない?」

は「デートしませんか?」と同じことを

言っているのに、誘える確率が全然違う
というような言葉の技術についてです。

この本は新しいネットサービスの使い方を
伝えようと日々苦心している、

当社のプロデューサーや技術者にぜひ

読んでもらいたいと思いました。

私も日々の仕事の中で、
UIや画面遷移をチェックしながら、
「この言い回しだと、頭に残らない」
「何言ってるのか、全然伝わらない」
などと指摘し、代替案を一緒に考える
のが日常になっています。

技術で新しいイノベーションを起こす
ような仕事をしていると、
「便利にしよう」「簡単にしよう」

という考えで、合理的な発想に極端に
偏り
がちです。

上記のデートに誘う文言がそうである

ように、伝え方は必ずしも合理的では

ありません
合理的に言えば、「それ同じことじゃん」
で終わってしまいます。

最後に「それを分かりやすく伝えよう」
という発想を軽視していると、
折角創ったものがユーザーに伝わらず、
全てがパーになるかも知れません。

この本の著者曰く、
伝える技術には法則があって、

努力すれば必ず鍛えることができる
そうです。

伝え方が9割/ダイヤモンド社
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