渋谷ではたらく社長のアメブロ-image

いきなりですが、例え話です。

人通りの多いオフィス街の1角で、

たまたま月100万円の家賃の物件を
借りることになったとします。
そこで何か商売を始めようと考え、

そのオフィス街付近で働く人が、

ランチにカレーが食べられるお店が無い
のに目を付けて、カレー屋さんを始める
ことにしました。
オープンしてから連日たくさんのお客さんが

きてくれて、店はなかなか賑わっています。
「カレー屋を作ってくれてありがとう」

「ランチにちょうど良い店をありがとう」
毎日お客さんの満足そうな笑顔をみる

ことが楽しみになりました。

しかし、お客は多いのに数か月経っても
お店の経営は苦しいまま。
ランチのカレーだけに客単価は1000円
程度で、毎日50人のお客さんがきて
くれても一日の売上は5万円にしかなりません。
オフィス街に人が居る平日は20日間しか
ないので、月の売上は100万円程度で、
毎月の人件費や原材料費などで

大幅な赤字が続く構造です。
これでは多少の原価削減やメニューの
見直しだけではとても黒字にならなそうです。

抜本的に何かを変えないといけません。

そこで必要なのが「ダカイ」です。

カレー屋さんを止めて、客単価の高い
フレンチや懐石料理に変えるか、
ランチを止めて、接待需要を取り込むため

夜営業に切り替えるか、

いずれにしても、そのような検討をすれば、

一方で、

「カレー屋がなくなったらお客さんが悲しみます」
「店を変えてる間、売上がゼロになります」

そういった意見が出てくるでしょう。
「ダカイ」はそれらを乗り越えて、

正常な経営状態を目指さなくてはなりません。

時には短期的なマイナスを受け入れる
必要が
あるという意味です。

「カイゼン」であれば、いまの商売を
マイナスさせず、家賃交渉したり、

原価削減したり、メニューを増やしたりして

伸ばすことも可能かも知れませんが、
抜本的な解決策は打ちにくいです。

我々のダカイ会議は、黒字にするため

という訳ではなく、大きく成長させるために

というケースがほとんどですが、

この場合の意味は同じです。

最近、ダカイ会議をしていると、
短期的にPVが下がることに怯んでしまう
人が多いので、

例え話を使って説明した次第です。

例え話がいまいちで、書き直したいですが、

時間がなくなってしまいました。
分かりにくかったらすいません。