「自分の中で折り合いのつかなさを
抱えている人にしか興味ない」

幻冬舎の見城社長がよくそう仰っています。

最近、ふと振り返ってみると、
私の仕事の時間で大部分を占めて
いるのは、


社員が出してくる妄想が膨らみ過ぎ
たサービスの企画をそぎ落としたり、

現在の我々の実力値で開発できる
現実ラインに折り合いをつけたり、

見積もりの甘い新規事業の責任者を
厳しく諭したり

「21世紀を代表する会社を創る」


という壮大なビジョンを掲げているから
なんとか大きな志を忘れずにいられる
ものの、現実との折り合いを付ける
細かい仕事が多すぎて、
大事なことを見失わないようにしな

ければと最近感じています。

でも、もちろん現実は甘くありません。
現実から目を背けていれば、

あっという間にゲーム終了です。


根拠のない自信を持っている。
しかし、同時に自分の分不相応な
挑戦に
恐れを抱いている。

事業家おいても、そんな風に

自分の中で折り合いのつかないもの
を抱えている人が魅力的な人であり、
成功していく人です。

甘い妄想を抱いている夢見がちな

人はもちろんダメだし、

現実と折り合いをつけるばかりで、

夢がない人もそう成功することは

できません。


例えて言えば、アプリボットが昨日から

WANTEDLYに出していた求人広告


渋谷ではたらく社長のアメブロ-image


「世界震撼するサービスを一緒に創って

くれるエンジニアウォンテッド!!」

このくらい大きな志を掲げながらも、
現実はそこに至っていないのだから、

なんとか、結果を出し続けることでしか
前に進めない。

そんな折り合いのつかなさです。