昨日の夜は、とても頭のいい経営者の

友人とさしで食事でした。

多くの言葉を使わなくても意図をすぐ
理解してくれて、ポンポンとテンポよく
進む会話がとても心地良かったです。


それでふと、私が学生時代に働いて

いた会社の上司の言葉を思い出した

のですが、

「説明するのに言葉の数が多く必要
ない
人ほど頭がいいのだ」

「逆に、説明に言葉の数が多く必要
なほど
頭が悪いのだ」


と言っていました。
勝手に人の頭の良し悪しを決めつける
のは良くないと思いますが、

一緒に仕事をする上においては

この言葉は結構的を射ているところが
あるかも知れません。

私も社員に何かを説明した際、

ポカンとして理解してなさそうだったら、
同じことを言葉を変えてみたり、
背景を丁寧に説明してみたり、
例え話を使ってみたり

限られた時間で色々な努力をしますが、

その挙げ句に手ごたえが得られないと、

どっと疲れます。

逆に、相手が頭がいいなと感じるのは、

やはり理解が早くて、説明の言葉の数
が少なくて済むときです。

そういう意味では、仕事をしていて
一番話が早いのは役員会ですが、

それは皆の経験が質量ともに豊富
だからでしょう。

2005年にブログに書いていました が、
ビジネスマンとしての頭の良さ
というのは経験の量と質次第だと
私は思ってます。


ちなみに、理解が早くみられようと、

分からないのに分かったフリをして
はいけません。

頷くタイミングが変だったり、しぐさに
不自然なところが出てしまって

バレてしまったり、それ以上に不誠実

だからです。
それよりは、分からなければ正直に

聞いてしまう人のほうが成長は早い
でしょう。