本日2013年7月末。
アメーバの締め会で、
先週の決算説明会で使った
1枚のスライドについて、
事業部の皆さんに説明しました。
アメーバ事業は、
今期(2013年9月期)、
80億の営業損失を出してスマホ事業の
先行投資を行いましたが、
来期(2014年9月期)は、
50億の営業利益に転換させる
というものです。
これを達成できれば、
来期それだけで130億の増益効果
となります。
アメーバ事業は
その前の年(2012年9月期)の
途中まで平和に利益規模を拡大
していました。
しかし、スマホの勝負どころが
やってきたと判断し、
途中からなりふり構わず極端に
スマホに重心を移し投資しました。
(当時書いた→勝負どころ
)、
特に今期は、大型プロモーション、
大量採用、怒涛の新規事業と、
思いつく限りの先行投資を行い
ました。
2年で100サービス立ち上げると
宣言しました
が、本当にやりました。
その成果として、スマホの
プラットフォーム(Amebaスマホ)
が立ち上がり、120タイトルもの
コミュニティ&ゲームを提供中で、
月間24億スペンド(開示ベース)の
ゲーム課金と、大きな潜在力をもつ
広告メディアを新たに手にしました。
アメーバはデバイス構成も、業績も、
完全にスマホ事業に変貌しています。
もし、これをやらずにいたらしばらくは
業績堅調で推移させることはできました。
しかし、PCとガラケーがメインの
サービスでは今頃ジリ貧に陥って
いたでしょう。
これから収穫期に移るにあたって、
唯一の心残りはホームランヒットを
まだ出せていないことですが、
それも今後のダカイゼンの積み重ね
によって輩出できる 可能性は十分に
あると思ってます。
もちろん新規サービスは今後も
絶え間なくやっていくつもりです。
すっかり目鼻もついてきたし、
その中から何か出てくるかも知れません。
さて、冒頭の
営業利益-80億→50億への道筋は
前提として、
前年比で50%の売上増が前提と
なっています。
四半期比(Q→Q)では10%増を
続ければ達成できます。
市場自体が右肩上がりのスマホで、
それほど無茶な目標設定ではない
と思います。
今日の締め会では、
大きな売上を担っている部署、
大きなPVを担っている部署、
それぞれに年間50%以上の成長を
お願いしました。
立ち上げ間もなくて規模が小さいものは、
もちろん50%程度では物足りません。
特に競合がきそうな状態ではないし、
今後はマイペースで世界でも類をみない
スマホ事業を成功させていきたいと
思っています。