先ほど2014年の入社式でスピーチしてきました。

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今年のサイバーエージェントは189名の
新入社員を迎え入れることができました。

この日が1年で一番うれしい日です。

期待に満ち溢れた目をした新入社員の
皆さんの前で、
我々会社側も皆さんに対する期待
満ち溢れてるし、
日本社会からも経済成長を担う成長産業、
成長企業として大きな期待を寄せられています。

みんなが期待に満ち溢れた入社式の場で、
私も、

「昨年は1600億円の年商だったけど、
これから3000億、6000億、1兆円、
10兆円と会社を成長させていく」

と久しぶりに10兆円という鼻息の荒い
言葉を口にしました。

昨年から新入社員に贈る言葉はひとつに
絞ることにしたのですが、今年は、

「高い視点を持った人と付き合おう」

にしました。
昨年は「目線を下げるな」だった訳ですが、
毎年のように「目線を下げないで」と
話している理由は昨年ブログに書いた
通りです。
会社生活は油断してると目線が下がって
しまう罠がたくさん潜んでいます。
目線が下がってしまった人は上から見て
抜擢しずらいのですが、優秀な人材が
そうなってしまうのはとても勿体ない
ことなのです。

でも、去年の新入社員だった鈴木拓くんの
「目線の高さの勘違い」というブログ
読んで私も気が付いたのですが、
この言葉は立場によって誤解されて
認識されてしまうようです。
彼のブログに書いてある通り、
私の真意は組織の上の立場の高さに
視点を
合わせてほしいという意味であり、
組織の下の立場からみて目標を高く、
という意味ではありません。

会社全体を見た立場で考えるのと、
組織の下っ端の立場で考えるのでは、
見える景色も違えば、新しいアイデアも
解決できる問題もまるで変わってきます。


今年の「高い視点を持った人と付き合おう」
という言葉の真意は、基本的には昨年と
同じような意味合いですが、
役員や上司、外部の人も含めて視点が
高い人と付き合うことで高い目線を
持ち続けてほしいし、
社内の同期や同僚に対しても、
良い影響を与えられる人になって
欲しいという気持ちも込めさせて頂きました。

改めて、2014年新入社員の皆さん、
ご入社おめでとう!

一緒にこの会社をでかくしていきましょう。