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今年もAmebaに新人プロデューサーたちが

配属されてきました。

私もAmeba総合プロデューサーを兼務してる

立場として、最近は新人とのミーティングも

多いです。



先日のミーティングの最中、

プロデューサーとは何か?について、

なかなかうまいこと言えた気がしたので、

ここに書いておきます。





私がよく食事をしている幻冬舎見城社長や、

秋元康さん、avex松浦社長といったような、

編集長とかプロデューサーといった職種で

すごい人にはある共通項があります。



それは、会食のセッティングに非常に

こだわるということです



適切な参加人数は何人か?

顔ぶれの組み合わせはどうするか?

男女比は?

どのお店にするか?

そのお店のどこの席を予約するか?

どのような料理にするか?


当然、当日の席順も異常ともいえる

ほど
考えています



それらの細部にわたる事前の入念な

セッティングによって、

その会食の場が有意義になったり、

楽しめたり、盛り上がったりするのです。



偶然うまくいくこともありますが、会食も

セッティング力によって全然違います。



それは、プロデューサーの仕事に近い

といえるでしょう。

そのような職種の人は、セッティングの

良し悪しがとても気になるものです。



誰かを誘って、誰かを誘わないとか、

席順で誰かに移動するように指示するとか、

嫌われそうな仕事もやらないといけません。



参加者として、自分が盛り上げればよい

とだけ考えてる人はプロデューサーには

不向きかも知れません。



この話をしたのは、新人のひとりが

「私は(ユーザーとして)絶対こっちがいいんです」

と言い張った時です。



もちろん自分のユーザー視点は滅茶苦茶

大事ですが、それが全て正しい訳では

ありません。



それは、会食における参加者を、

我々のサービスにおけるユーザーと

考えれば分かりやすいです。



参加者の中には、自分は別の料理が

食べたかったとか、

席順はあの人の隣が良かったとか、

色々あると思いますが、

個別の要望を聞きすぎて、

全体のセッティングが壊れたら

元も子もありません。



全体を俯瞰して折り合いを付けながら

トータルで最大のパフォーマンスを

発揮させる役割の人が必要で、

それがプロデューサーの仕事です。



書き足りないような気もしますが、

時間がなくなったのでこの辺で。