先日、役員会で丸1日ひたすら今後
我々が新しく注力すべき成長分野
絞りこむ会議を行いました。

モバイルインターネット、ウェブ2.0、
ソーシャルゲーム、スマホアプリなど、
ネット業界には新しい大きな市場が
新しく生まれ、トレンドが変わる
節目のような時期があります。
そういった時期は、新規事業の
立ち上げの種がやるなら早いもの勝ち
と言わんばかりに数多く登場します。

では、今の時期はどうかと言うと、
長くこの業界を見てきた立場としては
スマホアプリやゲームなどへの参入が
一旦落ち着き、新規参入という意味では
少し谷間の時期に入った感じがします。

谷間の時期は、資金調達市場の活況や、
個人の意欲と全く関係なくやってくる
ものなので、経営者としては
市場と自社の実力値を見つめ直し、
冷静に新規参入する分野を
見極めなければなりません。

新しく大きな市場が生まれる時期は、
また必ずやってくるので、
その時に自分たちが身動きの
取れない状況にしてもいけません。

そんな中で、慎重に選んだ注力する
分野が、コミュニティ、ゲーム以外の
スマホアプリ
です。

もちろん、これまでも手掛けてはいた
のですが、コミュニティやゲームが
依存度や中毒性が高いため、
戦略的にそちらを先に比重を
置いてきた経緯があります。
また、Amebaは回遊性を重視した
プラットフォーム構想であるため、
ネイティブのアプリではなくブラウザでの
開発が中心になっていました。

このたび新設した
「CP事業本部 
ネイティブアプリスタジオ(仮称)」

では、
幅広い分野のアプリをネイティブで、
数多く創っていきます
スマホが登場した時からあるので
新しい分野ではないですが、
他社の参入も落ち着いているように
見えるのと、我々がこれまで
培ってきたスマホの専門性で、
有料モデルだけでなく、
広告モデルやフリーミアムモデル
などで収益化していくことが可能と
考えています。

新設部署には社内での異動が
発生する他、新たに自分のアイデアを
実現させたい人を外部から採用して
いきたいと思ってます。

また内製だけでなく、
コンテンツやサービスを持つ企業
との提携による共同開発、
場合に
よってはM&Aも積極的に活用
していきたいと思っています。


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CP事業本部長を任せた卜部。
後ろは提携等を担当している宮崎です。

実は中身はまだこれからなのですが、
先にブログに書いてしまいました。

よろしくお願いします。