2015年度上半期のプロレポが出揃い、
最優秀賞と殿堂入りを発表しました。

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プロレポとは「プロジェクトレポート」
であり、いわゆる「社内報」なのですが、
全社的に導入したのは今回が初めての
試みです。

一回目から、大変アウトプットのレベル
が高く、手間暇がかかって大変なのにも
関わらず、みんなが真剣に取り組んで
くれたことが伺い知れました。

ちょうど、
パナソニック、神の社内報を2年ぶりに復活
という記事も出てましたが、
いまさら感がある社内報を、
なぜ当社が力を入れ始めたのか、
その背景をご説明しておきたいと
思います。


当社の特徴的な制度の中でも、
最もうまくいったと言える「あした会議」、
この会議の良さは、会社の重要な
意思決定に多くの人を巻き込める
というところにあります。
各役員が事前のドラフト会議でメンバー
を全社から選びだすからです。

事前準備の課題共有から始まり、
当日の会議は、その場で決議して
いくやり方を採るので、
巻き込むだけでなく、
目線を合わせ共通言語を創る上でも、
決める場に一緒居るのでその後の
実行力をあげる上でも有用です。

このやり方をローカライズして、
それぞれのプロジェクトでやれないか
と考え、やり方を考えあぐねていたとき、
ふと、価値観の近い会社の先輩に、
伝説の業績を挙げたチームの
社内報の話を聞く機会がありました。

チーム全員の顔写真が掲載された
社内報に、チームの目標、
個人の目標が掲載されていました。
会ったことないけど、その写真の笑顔
や熱い言葉を見ているだけで、
(いいチームだな)という感想を
持ちました。

これを見せてもらい、
この社内報を創るプロセス自体に、
素晴らしいチームを創る鍵がある
という気づきをもらいました。

そこで、早速役員会でそのことを
話し、「プロレポ」と名付けて、
全社的に導入し、最優秀賞を表彰
するところまで決めました。

あとはトライ&エラーで盛り上げ
切れなければ止めるしかないと
思っていましたが、この試みは
成功したのではないかと思います。

多くのチームが事前にプロレポの
ために合宿してくれました。







参加者のアンケートを見ると、
かなり好評のようでした。

このプロレポの制作を通じて、
共通言語ができたとか、チームが
団結できたという意見が多かったです。

リーダーの役割は、
目標を掲げ、皆を意思統一し、
一致団結させ、そこに向かわせる
というものですが、それは簡単では
ありません。
理解度がバラバラだtったり、
聞いてない人がいたり、
納得してない人がいたりするから
です。

そんな難しいリーダーの役割を
プロレポ、
その制作過程が担って
くれるなら
それは素晴らしいことです。

上からのトップダウンではなく、
現場の社員の能力を引き出すこと
によって会社を成長させてきた
当社の経営に向いてると思います。


忙しい中、制作に携わった皆さんは
本当にお疲れさまでした。

また人事のファシリテーションが
素晴らしかったという評価もたくさん
もらいました。