以前、社内会食で若手社員と話している時、結構なイケメン君が
「今の彼女とはマッチングアプリで出会ったんですよ」
とオープンに話しているのを聞いて、なんか時代が変わったなと感じたことがありました。
 その後もマッチングアプリを使っている話は社内でもだいぶ聞きましたが、最近は結婚する人も増えてきて、一昔前にあったネットで出会うことへの気恥ずかしさというか抵抗感はなくなってきたのだと思いました。
 
 ターニングポイントが何だったかというと、やはりスマホではないかと思います。スマホによって、端末もサービスのデザインも、スタイリッシュになってお洒落な場のような印象になったこと、プロフィール写真も皆が自撮りがうまくなったことや誰でも簡単に加工を加えられるようになったことで、参加している人もイケてる感じになりました。また、そのようなスタイフィッシュでイケてる雰囲気の場になったことで、魑魅魍魎の人たちの居心地が悪くなったというのもあると思います。

 弊社グループで3年前から開始しているマッチングアプリ「タップル誕生」が大変好調なこともあり、昨年から本格的にこの分野を注力することになりました。
 先週の決算説明会でも発表しましたが、コンセプトの違う複数の新しいサービスをリリース、または準備しています。
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「出会いがないんですよ」
 
そう嘆く若手社員の声もたまに聞くことがあるのですが、お年頃の男女だらけと言っても良いサイバーエージェントで働いていて、出会いがないという人がいるくらいなので、全国津々浦々、出会いに困っている人は相当数いるはずで、需要はまだまだ大きいと判断しました。
 少子化対策の一助になればという社会貢献の気持ちもあり、期待に応えられる健全なサービスを世に送り出していきたいです。
 一方で、ネットでの出会いが「出会い系」という呼び方だと、過去に起きた新聞記事に載るような事件、事故の印象を彷彿させてしまいます。
 何か別の呼び方をしたいと色々言葉を考えた結果、当社では「カップリングサービス」と呼ぶことにしました。
 ただこのブログを書きながら、「マッチングアプリ」で普通に良いのではないかとも思いました。合田君、どうでしょう?
 
タップル誕生の合田社長のインタビューを載せた「CyberAgent StartUppers」ブログのリブログも合わせてどうぞ